Sysdig Secure/Falcoの活用術!〜Kubernetes基盤の脅威モデリングとランタイムセキュリティの強化〜
本講演では、IIJのマルチテナントなKubernetes基盤であるIKE(IIJ Kubernetes Engine)上の実運用システムやフローに対して脅威モデリングを行い、Sysdig Secure/Falcoを用いてIKEのランタイムセキュリティを強化するために実施したPoCについて紹介します。どのようにしてKubernetesを基盤とした実運用システムやフローの潜在的な脅威を見つけるのか。また、見つかった脅威についてどのような対策をしていくのか。Sysdig Secure/Falcoを活用しながら試行錯誤したプロセスを解説していきます。
Chihiro Hasegawa / Han Li
登壇者プロフィール
Chihiro Hasegawa / Han Li
株式会社インターネットイニシアティブ
セキュリティアナリスト/リードエンジニア
長谷川 千広: 2018年度よりSOCにて勤務。マルウェア解析や脆弱性の検証業務などに従事。2022年度よりSRE推進部にて兼務を開始し、Cloud Nativeの世界に片足を入れ始めた。 李 瀚: SRE推進部でIIJサービスのためのKubernetes基盤、IKEを開発・運用しています。