Amazon EKS を活用した個人開発環境の整備と自動化への取り組み
Retty 株式会社では開発者個人の開発環境を Amazon EKS 上に構築し、払い出しています。また開発に使用する開発用データベースを毎月自動的に更新する仕組みも整備しています。 本セッションでは社内で広く使われている個人開発環境の概要から運用自動化の取り組みを紹介します。 ・個人開発環境の概要 ・Amazon EKS, EC2 Spot Instance の活用事例 ・aws-load-balancer-controller と kubernetes-ingress (nginx) の活用事例 ・Ansible k8s モジュールを使用した k8s リソースのプロビジョニングと開発環境払い出しの自動化 ・AWS Step Functions と AWS Lambda を使用した開発用データべース更新の自動化 Retty の開発にあたってはメインのアプリケーション以外にも必要な API や依存する外部システムが多く存在するため、まとめて開発できる環境を Amazon EKS 上に構築し、それを開発者に払い出す形を取っています。 昔は手作業が多かったですが、今では数行の PR を出すだけで環境の追加や削除が行えるようになりました。 苦労したポイントや工夫したポイントなど幅広くお話できればと思っています。
YuyaKoda
YuyaKoda
Retty株式会社
インフラエンジニア
2020年4月に Retty 株式会社に新卒入社。インフラエンジニアとして AWS を中心とした社内全体のインフラの開発や運用携わっています。社内開発環境の整備を進めたり、運用作業の自動化の促進なども行っています。