20,000+行のmanifestをリファクタリングして分かったKustomizeの美しきアーキテクチャと拡張性

みなさんはKubernetesのmanifest管理のために、どんなツールをお使いでしょうか。 manifestファイルをいかに効率的かつ美しく管理するか…、我々yamlエンジニアたちはいつも頭を悩ませています。 そんな中弊チームは、Kustomizeフル活用することによって、 20,000+行のmanifestファイルを可読性、保守性を高めつつ約60%削減することに成功いたしました。 Kustomizeは一見すると少し独特な使い勝手のmanifes管理ツールですが、一貫した設計思想、豊富な差分生成機能、自由に拡張可能なプラグイン機構を備えた、とても優秀なツールです。 このセッションでは、そんなKustomizeの魅力を、大量のmanifestをリファクタリングする中で得た知見とともにご紹介いたします。 ■こんなことを話します - Kustomizeのアーキテクチャと思想 - "overlay"ディレクトリはもう卒業!ディレクトリ構成の考え方 - プラグインで無限の柔軟性を手に入れろ - クラスタを止めずにmanifestをリファクタリングするには

Hiroshi Hayakawa

登壇者プロフィール

Hiroshi Hayakawa

ヤフー株式会社

CloudNative時代のアルパカ

hhiroshell

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Cloud Nativeなインフラを開発するエンジニア。 - Cloud Native Developers JP オーガナイザー - Japan Container Days 12.18、CloudNative Days Tokyo 2019 / 2020登壇 - 「Kubernetes実践ガイド」著者(共著)