ソフトバンクにおける Java によるクラウドネイティブの実現

ソフトバンクの IT 本部は、主にキャリア事業を支える IT システムの開発、保守、運用を担っています。 キャリア事業はユーザーの生活を支える重要なインフラであるため、これまでは自社のデータセンターのオンプレミス環境で Java アプリケーションサーバ上で稼働するシステムを数多く開発してきました。 一方で、近年では若手エンジニアのスキルアップ、モチベーションアップを目的として、ソフトバンクでも Kubernetes を利用したクラウドネイティブの実現に取り組んでいます。 このセッションでは、Azure Kubernetes Service を利用して Java で開発された全国のソフトバンクショップで利用されるシステムを実現した事例、および我々が遭遇した障害、および学びについて共有させていただければと思います。

竜田 茂

登壇者プロフィール

竜田 茂

ソフトバンク株式会社

シニアシステムエンジニア

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前職の日本オラクルでは Java アプリケーションサーバ、SOA 製品の技術支援を経て、2013 年よりソフトバンクに参画し、Java ミドルウェア製品の全社導入支援、およびリアルタイム処理基盤 Chronos-Coreプロジェクト、IBM Watson のローカライズにも参画。現在は Java でのクラウドネイティブな開発、DevOps の実現を推進中。