Reliable and Performant DNS Resolution with High Available NodeLocal DNSCache

Kubernetes のサービス検出において、DNS による名前解決は重要な要素です。コロプラの高負荷なタイトルでは、独自実装の NodeLocal DNSCache を各ノードに配備して、名前解決のレイテンシ悪化やエラー率の上昇に対応してきました。本セッションでは、Kubernetes における名前解決の落とし穴とその緩和策の一つである NodeLocal DNSCache の仕組み、マルチクラスターの要件を満たすために独自実装に走った背景、ローリングアップデートを可能にする HA 構成の戦略について紹介します。

長澤 翼

登壇者プロフィール

長澤 翼

株式会社コロプラ

インフラエンジニア

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2018年から約1年半 CyberAgent で認証基盤/ポイントサービスの SRE を担当。新規サービスで Knative 本番導入に失敗し、2020年3月からコロプラで Kubernetes エンジニアをしています。急激なトラフィックのスパイクが発生するゲームタイトルでも手動事前スケール不要な世界にするのが夢です。