マイクロサービス基盤にフルマネージドサービスではなくKubernetesを選択する理由
Kubernetes は機能性と拡張性の高さから多くのマイクロサービス基盤として利用されていますが、その複雑性やアップデート頻度の高さから運用の難しさが課題となっています。 運用コストを低く抑える基盤の選択肢として Amazon ECS や Google Cloud Run といったフルマネージドサービスの利用が挙げられますが、ウォンテッドリー株式会社では Kubernetes (EKS) のメンテナンスコストを受け入れ運用し続ける意思決定をしています。 本セッションでは2016年から本番環境で Kubernetes を運用しているウォンテッドリーでの例を元に、マイクロサービス基盤の選定基準と運用コストの受け入れ方法ついてお伝えします。 - フルマネージドサービスに対する Kubernetes のメリット - Kubernetes を利用して開発者の生産性を上げるための取り組み - Kubernetes アップデートを継続的に行う仕組み
Atsushi Tanaka
登壇者プロフィール
Atsushi Tanaka
ウォンテッドリー株式会社
エンジニア
2018年ウォンテッドリー株式会社にインフラエンジニアとして新卒入社。AWSやKubernetes等のクラウドインフラを活用したマイクロサービス基盤の構築運用を担当しています。