デプロイメントパイプラインの原理原則を再確認する
昨今では様々な CI / CD に関する技術が登場し、多くの開発者の方が CI / CD パイプラインを構築・運用されているのではないでしょうか。しかし CI / CD に関するツールを導入しただけでは、 CI / CD を実践している、恩恵を受けているとは言えないと考えています。 このセッションでは、デプロイメントパイプライン (CI / CD を含めた、ソフトウェアをバージョン管理にチェックインしてからユーザーの手に渡すまでのプロセス) の原理原則を再確認し、より効果的なデプロイメントパイプラインを構築・運用できるようなヒントとなるセッションを目指したいと思います。 以下のような内容を想定しています。 ・科学的な視点から、なぜデプロイメントパイプラインを構築する必要があるか ・デプロイメントパイプラインにはどのようなステージが存在し、ステージごとに何をすればよいか ・CI / CD はツールではなくプラクティスである ・デプロイメントパイプラインをいつ、どのように構築するか ・スクラムの Definition of Done とデプロイメントパイプラインを関連させる ・デプロイメントパイプラインで実施する自動テスト戦略 ・セキュリティ・パフォーマンステストをデプロイメントパイプラインで実現する
Tomoaki Takaichi
Tomoaki Takaichi
ソフトバンク株式会社
エンジニア
学生時代ではゲーム制作サークル及びWeb制作のアルバイトを通してプログラミングや開発に触れ、エンジニアとして生きることを決意。その後2017年にソフトバンク会社に入社し、現在に至る。入社後は、アジャイル開発を社内で実践し、布教していく部署に立ち上げから配属。実際のシステム開発をアジャイル開発で実践しながら、社内組織改善、勉強会やカンファレンスの参加及び登壇、執筆活動活動などを行っている。主に Java, Kubernetes, CI/CD の運用などを業務で担当している。