大規模オンプレミス環境はGitOpsの夢を見るか

クラウドシフトが叫ばれて久しい昨今、オンプレミス環境というと時代遅れの印象をもたれる事も多いですが、まだまだ現役で活躍しているシステムも多く、新規システムであってもオンプレミス環境で構築することは決して少なくはありません。しかしモダンなアプリケーションデリバリの仕組みや手法は多くがクラウド前提で考えられており、旧来のオンプレミス環境でクラウド環境のようにインフラまで統合した自動化を実現することはできないと考えている人も少なくはないでしょう。だけどオンプレミス環境だってイマドキな姿に変身できるのです。本セッションではNTTデータで大規模トラディショナルシステムにおける開発環境のモダナイゼーションを推進してきた経験を基に、トラディショナルな大規模オンプレミス環境におけるCI/CDの適用、ならびにGitOpsプラクティス適用の勘所を紹介していきます。

Ryo Sugahara

登壇者プロフィール

Ryo Sugahara

株式会社NTTデータ

開発環境モダナイズエバンジェリスト

@denkas1973

denkas


2005年に株式会社NTTデータ入社。2012年よりインフラ自動化関連プロジェクトに着任したのをきっかけにPuppetを知る。2014年にPuppetドキュメントの日本語化を通じてPuppet社との関係が始まり、周囲の協力も得て2015年日本で初めてのPuppetユーザ会を設立。現在はトラディショナルなプロジェクトをCI/CDとインフラ自動化の融合によるモダナイズ推進に尽力している。